長期化するコロナ禍でレストラン市場は一時売上が落ち込みましたが、売上は前年比94.3%まで回復傾向にあります(2020年10月)。特にファミリーレストランでは順調に売上が回復しており、居酒屋から業態転換するケースも増えています。居酒屋で有名なワタミも焼肉の和民に業態転換を図るなど、ランチ営業をする企業が増加。ファミリーレストランはネームバリューがあるので、ファミリー層を中心に安定した需要があり、酒類の提供や外出自粛の影響を受けにくくなっています。今後飲食業界に参入するなら、社会変化の影響を受けにくい業務形態を選ぶ必要があるでしょう。
このサイトでは、売上を伸ばすためのフランチャイズ加盟について詳しく解説しています。レストラン業態だけでなく、人気のフランチャイズをまとめて紹介しているので、加盟を考えている方はぜひ確認してみてください。
ファミリーレストランのフランチャイズは、ネームバリューがあり、幅広い層を集客できるメリットがあります。また、ランチ・おやつタイム・ディナーと一日を通して集客できるので、客数を増やすことが可能です。
ディナーレストランのフランチャイズは、客単価の高いディナー営業ができるメリットが得られます。ディナーはランチよりもお金をかける顧客が多く、特別感を演出してリピーターを増やすことも可能です。特別な日の利用を促せます。
カフェレストランのフランチャイズは、ドリンクとフードメニューのどちらにも力を入れられるため、幅広い層を集客できるメリットがあります。休憩目的の顧客から、食事目的の顧客まで取り込めるので、客数の増加を期待できます。
デリバリーフランチャイズは、デリバリーを行なうので、小規模スペースで開業できるメリットが得られます。人件費を削減できるほか、配送代行を利用すれば少人数での運営も可能です。
ゴーストレストランのフランチャイズは、実店舗を持たない分、初期投資をおさえられるメリットがあります。デリバリーに特化するので、調理に力を入れられます。また、実店舗がない分、家賃や人件費を抑えることが可能です。
レストランフランチャイズ本部54社を調査したところ、コロナ禍でも業績を伸ばしていると記載があった(2023年12月時点の調査)のはたった3社でした。
この3社は業態が大きく異なるため、自社の事業戦略に適したフランチャイズ本部を選びましょう。
“売れる仕掛け”で
競合と差別化を図るなら
カジュアルイタリアンであるVANSANは、「低価格×お洒落」をコンセプトにし30代前半の女性やファミリー層から高い支持を得ています。 繰り返し来店することを促すリピート戦略を確立しており、季節ごとに新メニューやSNSでの話題性を高める「乗せ放題サービス」など、目を引くマーケティング戦略を展開しています。
この結果、2020年から2023年にかけての経済困難期でも売上成長率は261%に達し、店舗の拡大を続けています。
加盟金 | 330万円(税込) |
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保証金 | 100万円 |
店舗数 | 80店舗(2023年12月時点) |
既存店舗を活かしつつ
メニューを展開するなら
BIGOLIは、メニューのみをフランチャイズとして提供する「メニューライセンス」を提供しており、初期費用を大きく抑えて加盟が可能です。このライセンスは、保証金やロイヤリティの負担が一切ないため、既存の飲食店がそのままBIGOLIのメニューを導入し、ビジネスとして展開することが可能です。
特にコロナ禍で収益が減少した店舗がランチタイムの戦略として導入し、業績回復を果たした例も見られます。
初期費用 | 140万~200万(税不明) |
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保証金 | 記載なし |
店舗数 | 22店舗(2023年12月時点) |
流行に合わせた店舗展開で
幅広く集客するなら
焼肉くるとんは、豊富な野菜で肉を包んで楽しむというコンセプトの韓国料理店です。 インフルエンサーを起用したSNS戦略による集客も実現可能としています。また、お子様メニューやデザート、豊富なドリンクを取り揃えており、幅広いターゲット層の獲得に繋がっています。
韓国ブームは「第5次韓流ブーム」と言われるほど根強く、流行りに合わせた店舗展開で、早期の売上アップを見込めます。
加盟金 | 記載なし |
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保証金 | 記載なし |
店舗数 | 5店舗(2023年12月時点) |
2023年9月22日時点、Google検索にて「レストラン フランチャイズ」と検索し、表示された54社を調査。フランチャイズ事業の業績がアップしたと記載があった(2023年12月調査時点)フランチャイズ本部は3社のみでした。