ディナーレストランのフランチャイズは、ディナー営業を行なっているフランチャイズのことで、ランチ営業よりも高い客単価を見込めます。ディナーは酒類やしっかりとした食事をとる方が多く、注文数の増加や客単価のアップが図れるため、コロナ禍でも好調に推移している業務形態です。
ディナーレストランは、コロナ禍で需要が増しているため、売上を伸ばせるメリットが得られます。コロナ禍で長距離移動が制限される中、毎日の暮らしの中で質を求める層が増えており、単価の高い上質な料理に対する需要が増加しています。ぜいたく感のあるディナーをコンセプトにすることで、アフターコロナも継続して需要を取り込めるでしょう。
ディナーレストランは、低価格帯の料理を提供するレストランよりも手間がかかるため、事業拡大が難しくなります。事業規模を大きくすると品質が一定しにくくなることから、小規模で展開していくことになります。また、食材費や設備が高くつくため、投資回収まで時間がかかる可能性もあるでしょう。
ディナーレストランのフランチャイズは、こだわりのある料理を提供したいと考えているオーナーに向いています。大規模店舗をスピード感持って増やすのではなく、ゆっくりと着実に品質を維持できる店舗を増やしていく必要があります。
コロナ禍はもちろん、落ち着いた後も物価・人件費高騰により、飲食店業界は大きな影響を受けています。業績悪化に悩まされる飲食店が多い一方、多彩な集客戦略で売上を伸ばし続けている飲食店も存在します。
レストランのフランチャイズを成功させるには、市場変化に応じて柔軟な戦略を立て、事業を拡大し続けられるかがカギ。
本サイトでは、激しい市場変化の中でも業績を伸ばしているレストランフランチャイズ本部を紹介。その中から、自社の事業計画に合わせてフランチャイズ本部を選択できるようにしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
2023年9月22日時点、Google検索にて「レストラン フランチャイズ」と検索し、表示された54社の中からディナーレストランをピックアップ。編集担当者が判断し、ファミリー層向けレストランを除くなど、ディナーレストランに分類される店舗厳選しています。
「家族でも気軽に行けるカジュアルイタリアン」をテーマに、店舗数を増やしている外食チェーンです。ランチ・カフェ・ディナーの三毛作業態によって安定した集客を実現。2か月に1回商品開発を行い、メディアで話題になる商品やSNS映えする商品で、着実にリピーターを創出しています。
加盟金 | 330万円(税込) |
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ロイヤリティ | 5% |
保証金 | 100万円 |
その他、詳細は要問合せ。
参考:VANSAN(https://www.landingpage-synergy.com/eEr9DK7p/)
ポポラマーマは、関東を中心に全国各地で100店舗※以上のゆであげ生パスタ専門店「ポポラマーマ」を展開しているパスタチェーンです。
「おいしい生パスタをリーズナブルにスピーディーに提供できるお店」を目指し、地域に愛される店づくりをしています。
加盟金 | 330万円(税込) |
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ロイヤリティ | 4%+税 |
保証金 | 100万円 |
その他、詳細は要問合せ。
石焼きハンバーグやステーキを提供するフランチャイズチェーンです。独自レシピで成形したビーフ100%の俵型ハンバーグを、熱々の石盤に乗せて提供するスタイル。家庭では再現できない提供法により、次回利用へと繋げています。おつまみや酒類も豊富に提供することで、サラリーマンやOL層も獲得しています。
加盟金 | 330万円(税込) ※2店舗目以降は220万円(税込) |
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ロイヤリティ | 総売上高の4% |
保証金 | 55万円(税込) |
詳細は要問合せ。
参考:WDI GROUP(https://www.wdi.co.jp/franchise/stoneburg)
1963年創業、全国に店舗を展開しているオムライス・オムレツ専門店です。50年以上にわたり培ったノウハウと、独自システムをもとに、フランチャイズ加盟店をサポート。立地調査、物件紹介、研修、SVの定期訪問など、安定経営のためのサポート体制も充実しています。
加盟金 | 要問合せ |
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ロイヤリティ | 要問合せ |
保証金 | 要問合せ |
詳細は要問合せ。
参考:ラケル(https://www.rakeru.jp/fc/)
マイペンライは、タイ料理を提供するフランチャイズチェーン。本格タイ料理を60種類以上提供し女性客だけでなく、男性客の集客を図っています。また、取り扱いが少ないシンハービールの提供で独自性を打ち出しています。
イニシャルコスト | |
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加盟金 | 275万円(2号店以降は165万円/税込) |
研修費 | 55万円(2名まで/税込) |
保証金 | 100万円(非課税) |
運用費 | |
ロイヤリティ | 月額売上高の4%+税 |
※インタビュー取材の際にお聞きした内容です。他、物件取得費などもあり。詳細は直接お問い合わせください。
レストランフランチャイズ本部54社を調査したところ、コロナ禍でも業績を伸ばしていると記載があった(2023年12月時点の調査)のはたった3社でした。
この3社は業態が大きく異なるため、自社の事業戦略に適したフランチャイズ本部を選びましょう。
“売れる仕掛け”で
競合と差別化を図るなら
カジュアルイタリアンであるVANSANは、「低価格×お洒落」をコンセプトにし30代前半の女性やファミリー層から高い支持を得ています。 繰り返し来店することを促すリピート戦略を確立しており、季節ごとに新メニューやSNSでの話題性を高める「乗せ放題サービス」など、目を引くマーケティング戦略を展開しています。
この結果、2020年から2023年にかけての経済困難期でも売上成長率は261%に達し、店舗の拡大を続けています。
加盟金 | 330万円(税込) |
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保証金 | 100万円 |
店舗数 | 80店舗(2023年12月時点) |
既存店舗を活かしつつ
メニューを展開するなら
BIGOLIは、メニューのみをフランチャイズとして提供する「メニューライセンス」を提供しており、初期費用を大きく抑えて加盟が可能です。このライセンスは、保証金やロイヤリティの負担が一切ないため、既存の飲食店がそのままBIGOLIのメニューを導入し、ビジネスとして展開することが可能です。
特にコロナ禍で収益が減少した店舗がランチタイムの戦略として導入し、業績回復を果たした例も見られます。
初期費用 | 140万~200万(税不明) |
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保証金 | 記載なし |
店舗数 | 22店舗(2023年12月時点) |
流行に合わせた店舗展開で
幅広く集客するなら
焼肉くるとんは、豊富な野菜で肉を包んで楽しむというコンセプトの韓国料理店です。 インフルエンサーを起用したSNS戦略による集客も実現可能としています。また、お子様メニューやデザート、豊富なドリンクを取り揃えており、幅広いターゲット層の獲得に繋がっています。
韓国ブームは「第5次韓流ブーム」と言われるほど根強く、流行りに合わせた店舗展開で、早期の売上アップを見込めます。
加盟金 | 記載なし |
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保証金 | 記載なし |
店舗数 | 5店舗(2023年12月時点) |
2023年9月22日時点、Google検索にて「レストラン フランチャイズ」と検索し、表示された54社を調査。フランチャイズ事業の業績がアップしたと記載があった(2023年12月調査時点)フランチャイズ本部は3社のみでした。